火消し Hikeshi



火事だと聞いたら駆けつける
江戸時代からの庶民の味方、
「火消し」。

消防ホースのない時代だったので、
水を使って火を消し止めるというより
火のついた建前は
片っ端からぶち壊すという

とんでもなく荒手なやり方でしか
(大きな火事は)
消せなかったらしいですね。

そんな荒くれ消防士達が
皆で身にまとっていたユニフォームが
半被(はっぴ)だった訳です。

め組なんかが有名で、半被の背中には
丸(◯)に「め」の字
というのがお決まりの
イメージなのではないでしょうか。

さて、
そんなこんなでコチラのくす玉なんですが、
カッコいい彼達の
半被のようなデザインなので
「火消し」と呼ぶことにしました。

(半被といえば「新撰組」
のくす玉もそうでしたね。)

表地と裏地がだいたい半分半分くらいに
外に出るくす玉なので、
両面カラー(柄)つきの紙を
使うとよりキレイに見えると思います

折り方も園部式のバリエーション
なのでとても簡単です。

是非、試してみて下さい。

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